ボタニカルソイルでの植込み – サンセベリア・バキュラリス –

サンセベリア・バキュラリス編

考えてみればここはボタニカルソイルのHPであるのに、アレンジメントはまだしも、
缶の話ばかりでボタニカルソイルの話はほとんどしていないことに気付いた。今更。

なので、今回はボタニカルソイルを使った植込みについてお話をしようと思うんだけど、
初めに断っておきます。植込み対象を間違えた。初めて話すのに選ぶもんじゃない。
それでも良いぞという心の広い方のみ、先にお進みください。

さて、本日(2022/4/24)は久しぶりにそごう横浜店のボタニカルラウンジで勤務。
セールコーナーになかなか味わい深い鉢が。これは買うしかなかろうよ。社員割引で。

その鉢がこちらです。ミュールミルさんのロゼッタ・オーヴァルS(白)。
汚れがあるのでセール価格で出していた模様。ゲットだぜ!
見た瞬間、閃いたね。アイツラをここにまとめようと・・・。

この鉢、楕円形なのがたまらないのですよ。そして少々難しい。何がって、植え方が。
何も考えなければ良いのだけれど、なんかこのオーヴァルくんが
 オーヴァル「俺に似合う植物を選択し、俺に似合うように植えてみよ!」
と言っているようで。


仕事を終え、家に帰ってアイツラを招集してみました。
 
 バキュラリス「どうも、アイツラです。」

まだ目の前の鉢に植えられることになるとは知らないバキュラリスくん達。
ちょっと事情があって色々と鉢の整理をしなければいけないので、
バラバラ事件後(ポットをふっ飛ばしてしまい、バラバラになった)に植えたばかりだけど再度植え替えを行うことに。
まず、底石を敷きます。もちろん鉢底の穴部分には鉢底ネットを敷いてます。
次にボタニカルソイルを敷きます。
ここで敷く量は植え替える植物の根の状態を見てからが良いでしょう。
とりあえず、底石がしっかり隠れる程度の厚さで今回は敷いています。

この後、本来であれば、

・(右利きなら)左手で鉢の中心に植物を合わせる
・周りにソイルをつめる、というか、注いでいく。

という工程になるのですが、ご覧の通りバラバラの一本ずつを植え込んでいくので、
両手が完全にふさがって、ちょっと気を抜くとバキュラリスくんが倒れてきたりして、
とてもじゃないが写真どころではなかった。

ソイルを注いだら、菜箸の出番です。普通の箸でも木の棒でもなんでもいいんだけど。
鉢のヘリに沿って、棒でソイルを突いていきます。
突くことでソイルが締めかたまり、植物がグラつかなくなります。
この時、植物を押さえている左手を緩めない、動かさないことがポイントです。
締まった分だけカサが減るので、またソイルを注いで、突いて・・・を繰り返します。

今回はバラバラのバキュラリスくんが沢山おり、とてもじゃないけれど左手だけで
は全てを固定できないため、ちょっと裏技を使いました。
どんな裏技かは内緒です。恥ずかしくてとてもじゃないが言えない。
植え込み終わったら、たっぷりと水をあげます。
鉢底から流れ出るくらい。

今回はバキュラリスくんの裏表を統一して植え込んでみましたが、
バキュラリスくんからすれば「俺の裏表を勝手に決めんじゃねえよ!」って感じでしょう。

次はもっと分かりやすい植物の植込みで、再度植え込み方をupしようと思います。反省。

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